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Microsoft Azure でDBを無料で使う その2(Code First編)

前回の続き。
今回は、Code First のスキャフォールディング機能を使ってPOCO なモデルクラスから SQL Server Compact にテーブルを自動生成させてみます。

モデルクラスを作成

Modelsフォルダを右クリック > 追加 > クラス

Hoge.css
public class Hoge
{
    public string Id { get; set; }
    public string Name { get; set; }
}

ここでいったんプロジェクトをビルドしてHogeという型を認識させます。
そうしないと、この後の「コントローラーの作成」でこんなエラーに。
f:id:jirolabo:20141228165548p:plain

コントローラーを作成

Controllersフォルダを右クリック > 追加 > コントローラー


モデル クラスには先ほど作成した Hoge クラスを選択します。
次に、データ コンテキスト クラスの右側にある「+」ボタンを押してください。
すると「新しいデータコンテキスト」ダイアログが表示されるので、


新しいデータコンテキスト型に「WebApplication1.Models.DefaultContext」と入力します。
この「DefaultContext」という名前が前回Web.configに追加した接続文字列になります。
こうすることで接続先のデータベースを SQL Server Compact にすることが出来ます。

実行してみる

実行してみましょう。
ホーム画面が表示されたら、URLを変更

http://localhost:[ポート番号]/Hoges

以下のような画面が表示されれば成功です。
f:id:jirolabo:20141228174129p:plain

この時点でSQL Server Compactのデータベースファイルは自動的に作成されていて、Create New のリンクから新規登録できたりします。

続きは次回。